2022-01-01から1年間の記事一覧

嫌われ者の「物理」のつきあい方

高校の教科の中で最も嫌われているのは、物理であることは、ほぼ確定だと思います。 理系の人の中にも物理嫌いはいます。 この嫌われ者の「物理」とどのようにつきあっていったらよいでしょうか? 学校の授業のプリントや学校問題を見ますとひたすら問題量が…

授業中に眠くなる傾向の子ども

私は、教員のとき、多くの授業観察をしました。小学校、中学校、高校の校種に拘わらず授業観察をしてきました。 静かな授業中、必ず寝ている生徒さんが相当数います。机にうつ伏して、寝息をたてている生徒はさすがに少ないです。 しかし、姿勢を良くして目…

高校時代に理系と文系を選ぶ基準

大分県立高校の普通科は、だいたいの学校では高校2年のときに理系か文系かを選択させているようです。 理系は、数学Ⅲまで履修する他、物理、化学を履修する必要があり、生徒の皆さんにとっては、文系に比べて負担が大きくなります。 そして2年生以降、理系か…

大分県立高校B推薦を志願するメリットとリスク

「大分県立高校B推薦」をどのように考えたらいいこでしょうか? 志願するメリット、デメリット、リスクについて考えてみたいと思います。 学校の先生や塾では、概して消極的な発言が多いのではないでしょうか? 私は、確かに制度としては、公平性や客観性の…

九州大学文系数学入試問題「10年間」研究を完全個人指導にてきわめませんか?

九州大学文系の数学は、東大等旧帝大の他の入試問題よりかは、解きやすいと思います。 しかし、大分大学や共通テストよりかは、かなり難しいというか、格が違うように思います。 完答をめざしますが、現実的には完答は難しいでしょう。どこまで、部分点をと…

OECの授業の特徴と生徒の成長の関係

OECに通って下さっている生徒さんの成績の伸びをみるとかなりバラツキがあります。 大変貴重なお金と時間を使っていらしてくださっているので、できれば、全員実力を伸ばしたいのですが、生徒さんによりかなり異なります。 中学校や高校の進学指導では、…

「ホリスティック」そして「ハイブリッド」な塾

私の塾にいらしてくださる生徒さんに提供できる教育サービスは、「ホリスティック」かつ「ハイブリッド」な観点から考えられたものです。 1 学校での定期テストの点数をできるかきりあげるように日々の学習の質の向上を目指します。 2 学校の宿題をサポート…

夢の実現化の為に高校数学の大波を乗り越えよう!

中学校のときに得意だった数学が、高校になってさっぱりわからなくなったという人は、結構いると思います。 そして、将来、医者、看護師、教員等になりたいという将来の目標がはっきり決まっているのに、共通テストの数学IAやⅡBの壁が大きく立ちはだかって途…

高校数学に繋がる中学数学の学び方

中学数学と高校数学は、合わせて中高一貫教育で俯瞰してカリキュラムを組んだほうが、遥かに効率的、合理的なカリキュラムが作成できます。 中学数学と比較して高校数学は、その延長線上にあることは確かですが、その量、質共に大きく異なります。中学数学が…

高校英語に繋がる中学英語の学び方

中学校で学ぶ英語は、昨年の学習指導要領の改正により内容が深まり、学習量も増えました。しかし、高校で学ぶ英語とは大きな断絶があります。 中学生のときに得意科目だったのに、高校になって格段に難しくなり、さっぱりついていけなくなる生徒は、意外と多…

上野丘の次のステージ、難関大を視野に入れて目指すことを決意した中学生の勉強方法

県立高校の入試と東大、京大、阪大、国立医学部等の難関大の入試とは、根本的に異なります。大分県立高校入試は、県内ですし、受験する生徒の層も幅広いです。 一方で東大、京大、阪大、国立医学部等の難関大の入試は、戦いが、全国レベルになります、 出題…

やる気のある大分の公立中学生の可能性を大きく伸ばしたい。

大分県には、中高一貫校は、ほんの僅かしか存在しない。東京や大阪には、相当数の中高一貫校がある。 そして、こんな少子化の時代なのに中学受験熱が熱い。東京の杉並区等の文教地区では、2人に、一人は、中学受験を行い、中高一貫校を目指すらしい。中高一…

子どもの受験勉強へのモチベーションの高い子どもの学力の伸びは凄まじい

子ども自身が、学びへのモチベーションをアップさせることを私の塾では、正面から取り組んでいる。大分県に東京から移住して10年たつ。 大分の子どもたちは、概ね従順で、真面目て、学校の宿題も一生懸命取り組む。しかし、何かもの足りなさがある。とにかく…

塾や学校の「実績」の裸の実態とは?

保護者のみなさんが、塾や学校を評価するときに大学合格者数の実績を最も信頼すべき重要な指標にしているのではないだろうか?結論から言えば、「合格者実績」ほど、あてにならないものはないということです。かって、私は東京の駿台予備校、代々木ゼミナー…

推薦入試への強力なアシスト(ハイブリッドな個人塾の威力)

推薦入試には、学校推薦型入試、公募推薦入試、AO入試等様々なタイプがあります。さらに、国立大学、私立大学の違いだけだはなく、各学校別に対策が異なります。面接、小論文、活動報告書も、個々の生徒の高校時代の部活等の実体験に基づくために、個人指…

大分県立高校B推薦入試(筆記試験免除)は、部活を頑張った子どもへの大きなプレゼント

大分県立高校入試B推薦は、異次元空間にポッカリ空いた大チャンスかもしれません。特に部活を頑張った子どもにとっての大きな大きなプレゼントになるかもしれません。1 推薦B入試と一般入試の違い。試験日が、2月であり、一般入試よりも一ヶ月早い。 5教科…

受援は、情報戦そして戦略的に戦う必要あり「推薦入試の場合」

県立高校入試に推薦bがある。実態は、部活推薦と思われるが全てではない。 将来のキャリアから考えて、その高校にあえて入学したい場合もあると想われる。そのような場合も、ダメもとで、挑んでみる価値はある。その場合、面接対策と小論文対策は、徹底して…

大分県の上位層の子どもが勉強へのモチベーションが低い理由

大分県の上位層とは、上野丘の3分の1の上位層を除いた上位層を想定しています。上野丘の3分の1の上位層は、東大、九大等の旧帝大や国立医学部等に実績を残しています。大分県の上位層は、潜在的な能力よりも、余裕をもった一段低いところに進学しているケ…

受験生は、「自分だけの戦略」をもつことが大切。

学校や塾の言うとおりにしていれば、いつのまにか志望校に合格できると考えている受験生は、意外と多いのではないかと思います。高校受験さらには大学受験で、人生の方向性が決まります。お医者さんになりたい、学校の先生になりたい、薬剤師になりたい、建…

大分県立看護科学大学は、理系それとも文系?

以前、大分県立看護科学大学の志願者の保護者から、受験勉強の方法について問い合わせがありました。 その時に保護者の方は、理科系と断定されていました。私は、びっくりしました。私自身は、受験科目が理科2教科ではありますが、英語の配点も多く、どちら…

志を抱く生徒にとことん尽くしたい。

高校生、中学生の生徒さんのなかで、将来に志を抱いている生徒さんにとことん尽くしたいと思います。大分県の生徒さんのなかで、真剣に自分の将来に夢をもっている生徒さんと出逢いたいです。私自身の実体験を踏まえた指導により、夢の実現のお手伝いをさせ…

英語の高校受験の成功体験が難関大学英語入試失敗の原因になることがある?

中学校の英語では、英文法や英文解釈について、本格的に学ぶ機会は、ほとんどないのではないでしょうか?どちらかというとそれらを学ぶ必要性をほとんどの人が感じていないからではないでしょうか?確かに文法や英文解釈の中学レベルの基本のキを学べば、教…

個別指導は、上野丘高校を目指す生徒には向かない?

上野丘高校を目指すような学力の高い子どもは、個別指導は、対象外であり、ネームバリューのおる大手塾の集団授業こそが、ふさわしいと多くの保護者は、考えていませんか?上野丘高校の合否ぎりぎりラインのお子さんは、ライバルのお子さんと切磋琢磨する意…

最も大切なこと、それは「子ども自身の勉強へのモチベーションアップ」

様々な塾や予備校のパンフレットをみていると、わかりやすい授業とかわかるまで教えるといった感じの文脈が多いです。前提となっているのは、子ども自身の勉強へのモチベーションが高いということです。子ども自身は、一生懸命、分かりたいと思っているのを…

塾のクオリティーは、如何に成績をあげられるかに尽きる?

塾の保護者から期待されているサービスは、ずばり「成績を上げること」に尽きるのでしょうか?生徒の成績をあげられる塾は、○、成績を上げられない塾は☓、と割り切れるものなのでしょうか? オール「1」又は「2」の生徒の学校の成績をあげることが如何に難し…

中高生からの質問「何故、勉強しなければいけないの?」

私のところに学びに来てくれる生徒からよく聞かれる質問のひとつ。「何故、勉強しないといけないの?」この質問への答え方は、ひとり一人全て異なります。 子どもの年齢や状況によって様々な答え方があります。10人のこどもから聞かれたら10通りの答え方があ…

45年前の東大入試の風景(数学)

東大入試の日から45年経過した。しかし、昨日のことのようにあの日の異常な緊張感が思い出される。試験場は、駒場だった。井の頭線の「駒場東大前駅」を降りると、すぐ目の前に赤レンガづくりの時計台の本館が現れる。試験は本館で受けた。試験が始まる前に…

教育格差を埋めるハイブリッドな塾

首都圏と地方には、長年、教育格差が存在すると言われてきました。この教育格差とはなんでしょうか?大分市の中学生や高校生と直にふれあい、私自身懸命に、日々、子どもたちの学力向上に目指してきました。大分市の子どもたちは、教員や大人からの教育的指…

難関大学の数学入試の切り口

難関大学の数学入試問題は、大学当局が威信をかけて作問しているので、難関大学、特に旧帝大や東工大、一橋大は、非常によく考えられた良問が多い。各大学、どのような学生に入学してほしいかのリアルな大学からの愛のメッセージになっている。例えば、東大…

塾の教育サービスのハイブリッド化

塾に期待されている役割は、目の前に迫ったテストの点数を上げて、成績をあげて志望校に合格させることであることは疑う余地がありません。塾のサービスを評価する基準は、実績そして立派な設備や有益な情報を得られることにあるのかもしれません。学校の教…