2023-01-01から1年間の記事一覧

大分県立入試問題を60%解答する為に必要なこと。

大分県立入試問題を仮に60%解答できますと、大分市内の多くの県立高校が合格圏に入るかと思います。具体的には、上野丘高校、舞鶴高校、豊府高校、大分西高校の4校については、60%の解答率では、合格点に届くのは難しいでしょう。雄城台高校は、内申点が良け…

正統な数学の型(数式の使いこなし方)を中学生に深く伝えます。

算数から数学への変化は、サナギから蝶に羽化するようなもので、劇的な変化です。 しかし、中学2年生の状況をみていると、「式を的確にたてること」及び「自在に式を変形して解にいたること」を不得手としている生徒が相当数います。 今、成績が良くても、数…

ネームバリューのある大手塾にて実質的成果が期待できない生徒の対応について

ネームバリューのある大手塾に通ってさえいれば、難関校への合格に繋がるのでしょうか? 一見するとそれが正解に近いと思われる方も相当数いるかもしれません。しかし、それは、現実的には、間違いだと思います。 大手塾のテキストや授業は、難関校に合格で…

難度(偏差値)の高い高校に進学するメリットは、何でしょうか?

頑張れば、余裕をもって、上野丘高校に進学できる生徒に聞いてみました。 「頑張って上野丘高校をめざしますか?」 すると生徒は、次のようにこたえました。 「上野丘高校は、ガリ勉ばかり多くてつまらなそう。舞鶴高校に進学して部活と勉強を両立させてのび…

「個人指導(1対1)」と「個別指導」は、似て非なるもの

「個人指導(1対1)」と「個別指導」は、一見すると似ているようにみえます。実は、似て非なるものです。画一的な「集団指導」に対してその対極に位置しているのは、「個人指導(1対応1)」のみです。 一般的に「個別指導塾」と「個人指導(1対1)」の違いは…

大分市中学校で使用している「数学の新研究」は、大分県立入試の何%までカバーできるか?

学校から、子どもたちには、「数学の新研究」が配布されて、練習する問題も計画的に行うように、指示されています。 基礎問題集の他に新研究が加わり、仮に、子どもたちが全力投球すれば、相応の時間が取られるようになります。 数学は、子どもにより得手不…

中2は、難関校を目指せるか否かの分水嶺。個人指導により基礎学力を定着させて難関校を目ざす基盤を確立する

中2の三学期が終わると頃には、学校の先生は、生徒全員の受験校のイメージがかためるそうです。勿論、部活引退後、一気に見違えるように学力の伸びる生徒もいますが、10人に1人いるかどうかでしょう。 半分以上の生徒は、入試の直前まで2年の3学期の成績がそ…

中1ギヤップをスマートに乗り越えて難関校を目指す学力の基盤をつくる個人指導を行います。

中学1年は、小学校の時の勉強スタイルとは、大きく異なります。算数は、数学になって、代数的思考の第一歩を歩み始める他、英語は、学習指導要領変更に伴い大きく高度化しました。理科や社会も小学校の教科書と比較すると専門的になっています。 中学1年で学…

中学英語を深く理解して、高校英語に繋げる方略

中学英語の教科書は、2年前の改定により大きくレベルアップしました。教科書の内容を深めて確実に習得すると同時に高校英語への連絡をスムーズにするようにすることが、日々の中学英語の方略と考えて、私は日々、生徒さんを指導しています。 英単語や熟語を…

高専に何としても合格したい中3生への受験戦略の提言

大分国立高等専門学校、高専は、就職も有利ですし、大学3年への編入や大学院進学等の進学の選択肢も多様化しています。厳しい難関大学の大学入試を受けなくても、専門科を経由して難関大学の大学院に進学する道も開かれています。 高専は、県立高校入試とも…

中3生の数学の実戦的な学力向上(県立数学入試問題7割以上確実に得点)には、個人指導が最も近道。

中学3年生の数学の実戦的な学力を短期間のうちに向上させるには、個人指導が、最も近道になります。 集団の授業ですと、同学年の仲間がいて、切磋琢磨できるというメリットもあります。しかし、理解しずらい点や不得意な項目を正面から取り組んで完全に解決…

中学生、部活と勉強の両立に悩んでいる保護者のみなさんへ。

お子さんが部活動自体が楽しくて仕方がないような場合には、基本的には、部活動を続けていくのがよいかと思います。以下、1と2は、その場合について考察したものです。 1 勉強がどちらかというと不得意で、なかなか通知表で、主要教科を「4」とることも難し…

高1の一学期前半に決める必要のある大学受験の方向性。

大学受験の方向性を高1の一学期の前半には、決めておくことが望ましいと思います。高校受験とは、入試制度が全く違いますので、少しでも有利に受験対策を進めたいのであれば、早い段階で、大学受験の方法を決めておくべきと思います。 大学受験には、大きく…

情報格差について大分県在住の高校生からの問い合わせ

本日、情報格差について、県内在住の高校生から問い合わせがありました。首都圏の高校と大分県の高校の具体的に何処が情報格差があるかとの質問でした。以下、それに関する他愛もない私の独り言です。 私は、地頭のいい潜在的能力の高い生徒の将来の選択肢が…

県立進学校、新1年生の難関大学への分水嶺

大分県立高校の進学校、上野丘、舞鶴、豊府に入学された新1年生の生徒のみなさんは、かって憧れだった高校での新生活を希望をもって楽しく過ごされているでしょう。 しかし、そろそろ、中学のときの授業とは、全く異なることに気がついてくる頃でもあります…

高校数学と物理の個人指導の効果は、極めて高いです。!

受験勉強は、大学受験の場合も高校受験の場合も「理解」→「記憶」→「アウトプット練習」の繰り返しを積み重ねていく中で、学力が育ってきます。高校受験は、「理解」がそれほど難しくないので、「記憶」と「アウトプット練習」が、重要なフアクターになりま…

大分県立高校推薦B入試を最も安全に活かす方略

大分県立入試B推薦入試は、一般入試と異なり、5 教科の入試科目が課されません。 その代わり、小論文(50分)と個人面接(5分程度)と出身中学校からの内申から、選抜される旨、入試要項には、記載されています。 しかし、現実的には、運動部のめざましい実績を…

高専合格を確実にゲットするのに必要なこと。

高専に合格するためには、上野丘高校、舞鶴高校とほぼ同じレベルの学力が要求されます。 入試問題は、県立と高専を比較すると出題傾向がかなり異なります。 入試問題の難易度は、数学、理科では、県立より高専のほうがやや高いです。数学では、高専の方が、…

「体系数学」を学んでみませんか。(特に新中1)

難関大学受験は、中高一貫校が圧倒的に強いです。東大合格者数の7割は、中高一貫校の出身です。 何が、中高一貫校と公立中学と決定的に異なるのでしょうか? それは数学と英語を先取り学習を学校で行い、高校2年生までに全高校過程を終了して高3の1年間は。…

舞鶴高校と上野丘高校の選択に迷った場合。

上野丘高校と舞鶴高校は、合格最低点は、年度によっても異なりますか、かなり実態は、接近していると思います。 内申点は、どちらも4.5以上でしょうか? 入試の得点も上野丘高校が230点、舞鶴高校が220点くらいと僅か10点、離れているかどうか? 教育委員会…

大分大学理工学部の合格戦略

大分大学理工学部は、共通テストが625点、二次テスト400点です。合わせて1025点。合格最低点は、年度や学科によってことなりますが、目安として550点をみておくといいと思います。他の学部とは、大きく異なる点があります。 ①二次試験の配点が他の学部と比較…

個人指導のみが、高校数学、物理の理解を異次元レベルまで高めることができる。

高校数学そして物理のはじめの一歩は、とにかく理解することです。しかし、物理では、特に現象理解や現象を表現する数式理解の壁が高いです。 この壁があまりに高く、苦しんでいる生徒を多く見かけます。学校の授業でも塾や予備校の授業でも、授業のはじめに…

ホリスティックな塾(OEC)の過去5年間の実績

私ひとりで、ホリスティックな塾を始めて5年たちました。様々な生徒がこの小さな隠れ家的な塾を訪れてくれました。実績を以下書いてみます。 1 中学校 大分大学附属中学校 2 県立高校 雄城台高校、舞鶴高校、鶴崎高校 大分南高校、上野丘高校 3 私立高校 東…

難関大学に接続する為の公立中学数学メソッド

今年の東大入試の結果が出ましたが、やはり中高一貫校の生徒の圧勝でした。全国の県立高校は、全定員の30%取れたか否か微妙です。50年前は、70%近く全国の県立高校が取っていたはずです。 中高一貫校は、中学受験による基礎力を土台として高校2年までに高…

難関大学に接続する為の公立中学英語メソッド

中学時代に英語が得意だった生徒が、憧れの高校に進学して、難関大学を目指して英語の受験勉強を始めると挫折してしまう生徒が相当数います。 なぜでしょうか? 私は、その原因の一つが、県立入試の英語にあるのではないかと思います。県立入試対策では、系…

新高校一年生が、新高校生活が始まるとすぐに直面する厳しい現実と求められる人生の決断

3月10日は、大分県立高校の合格発表日です。 合格された生徒のみなさん、合格おめでとうございます。 いよいよ夢にみた新高校生活が始まります。 高校時代は、長い人生の中で楽しい時間であるとともに一生を方向づける大切な時代でもあります。 中学校と高校…

地方公立高校の「自称進学校」を深掘りする

地方公立高校の進学指導の方針を揶揄して「自称進学校」と言われるようになったのは、首都圏の中高一貫校の進学指導の方針とは、明らかに異なるからだと思います。 首都圏の中高一貫校の進学指導方針が、仮に本物とすると地方公立高校の進学指導方針は、偽物…

舞鶴高校、上野丘高校でさえも「自称進学校」に該当するのか?

「自称進学校」とは、私も近年、聞いた言葉です。この言葉は、地方県立高校の卒業生が、旧帝大等の難関大学を突破して入学した後に、首都圏の中高一貫校の出身者の進学指導の実態を知り、自分たちの受けてきた進学指導とあまりにも対照的であったことにショ…

大分大学附属中学校の転入学生募集、これは、凄いチャンス。

大分大学附属中学校にて転入学生の募集をします。新3年生と2年生.各一人ずつです。 中学校にあらかじめ、届ける必要はありません。リスクなしで、挑戦できます。これは凄いことです。全国の国立大学附属校で聞いたことがありません。 中学の授業に飽きを感じ…

大分県立高校普通科の進学指導(一般入試)の特異性。

私が高校3年の指導をした生徒さんの学校は、舞鶴高校、豊府高校、雄城台高校の3校ですが、どこも、共通点があることに気づきました。以下記載します。 1 進研模試等のテストの偏差値至上主義。 高校の先生は、生徒の受験する大学をひたすら、模試の偏差値の…